無為の生き方
世界人類が平和でありますように

7章 人類の未来
            ―今何を為すべきか―

 カルマの解消

カルマの解消とは?

 虚空蔵氏は、これから新しい地球の住者になるには「世界平和の祈り」を祈ることが最上の道であると力説しておられます。虚空蔵氏は五井先生とは違った切り口で真理にアポローチし一般的には理解しがたいところがありますが、急所をつき的を得ており、その文章を紹介します。

・・・カルマとは「葛藤」の記憶を解消しようとして顕現する現象で、「やり残している」という印象を解消するために「機」を得て発現するものです。ですから、「やり残した」という印象をなくせばいいのです。「ここまでやり残した」ではなく「ここまでやり遂げた」という思いを常にもつようにすればいいわけです。「自分のやりたいことをやる」自分の押さえ込まれている感情を開放してあげることです。自分の素直な感情が解放されますと自ずと本当にやりたいということが見えてきます。

「人目を気にしない」こと、「生きがい」を見つけること、生きがいをもち、毎日毎瞬を心残りなく生きることは、カルマを積まない生き方になり、自分自身にとってどんなに素晴らしい人生になることでしょうか。その上で、持ち越されたカルマによるどのような事件が襲ってこようとも「不動の心」でいられたら、「あなたの魂は死後も自由であることを保障されているのです」私は、あなたは「究極の実在」!「誰にも何にもあなたを支配させてはいけないのです」 ・・・

想念停止について

五井先生がおやりになった「想念停止」について、虚空蔵氏は次のように述べられています。

・・・あれは五井先生だから出来たことでありまして、タイミングができていない方には不可能に近いやり方です。タイミングとは、その方の過去世からの積み重ねられたカルマがすべて清算され、今生新たに生み出した悪しきカルマもクリアになった状態で、しかもそこで強く「慈愛の想い」を心に持てた方だけが可能となる修行法です。・・・心が清らかになっていないと、想念停止はできないようになっています・・・

断定的な祈り方について

 世界平和の祈りについて、「世界人類が平和でありますように」ではなく「世界人類が平和であるのだ」という断定的な祈りの方がよいのではいう疑問について、氏は次のように答えられています。

 ・・・実際(本来)は、断定的(過去形)で祈った方がいいのですが、エゴの段階が低い形ですと、エゴを増長させ、放漫にさせてしまいます。つまり断定的な祈りは、五井先生ほどの方が祈られるには適しているのですが、我々凡人には無理があるのです。低いエゴにとってその形の祈りは、逆に「こうはならない」というものを引き寄せる力が強いのです。謙虚という面では「なりますように」「ありますように」というところから少しずつエゴを外していくという形で、エゴを育てていくという段階が必要なのです。・・・

 そのことは、五井先生もご法話などで「観念的実相論」の弊害として述べられており、前章で説明した通りで、我々凡夫には「・・・ありますように」のような祈りの方が望ましいということです。


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