第7章 人類の未来
―今何を為すべきか―
6 愛の十か条
今為すべきことは
「個人とは、意識の海に浮いているひとつのコルクに似たものです」とホーキング氏は述べていますが、人間とは肉眼では見えない大いなる「意識」を共有し、その上に現れた個我にすぎないということです。人間の本質は「神意識」であり、すべての人間は神の本質において一つであり、肉体は個別に分かれているが、それは本質ではない。「愛」こそ、神と一つになる行為です。
自らの体験から得た「愛」と「感謝」に生きる十か条をまとめました。
「愛と感謝」に生きる十か条
■あなたも私も神意識において一つにつながっていることを心する。
■「愛」とは「奉仕」の心と一つであり日々奉仕の心で生きる。
■肉体人間を常に守り導いてくださっている「守護の神霊」に対し、感謝の心をもって生きる。
■「世界の平和を祈る」ことは最高の愛の行為、徳を積むことで「神意識」と一体である。常に世界平和を祈り続ける。
■肉体にまつわる執着・葛藤を放ち、やり残した想いをもたない。嬉しいこと、良いと思われることは神様からの恩寵だと受けとめ素直に感謝する。嫌なこと・不幸・災難・・・・悪いと思われることは自らが撒いた種が今現れて消えてゆき、これでよくなると思い感謝に換える。「世界平和の祈り」を祈り、神様の大光明により消していただく。
■怒りはマイナスの力として自分も相手も傷つける。人に怒りをぶつけたり殴ったり暴力をふるったりしない。
■自分や他の人に対して瞬々をやさしく穏やかに生きる。
■「すべてが師である」という「謙虚な気持ち」を常にもち、すべてをプラスに受けとめ、失敗や悪いと思われることの中から学びに替えてゆく。
■善きも悪しきも、すべては「消えてゆく姿」であり善にも悪にもとらわれない。
■自由こそ神の本質であり人の心を支配したり、されたりしない。生きがいをもち自由に楽しく生きる。
世界人類が平和でありますように
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