無為の生き方 Ⅱ
世界人類が平和でありますように

4章 自然に帰れ

― 自然は神様、山にセルフビルドでミニログハウスを建てる ―

3 建築をスタート

 鍬一本で整地に挑戦・・・

最初、整地は自分の腕で鍬一本でやるつもりで土地を耕していましたが、廃業される造園業者の方とジモティーの掲示板で知り合い、庭石を無料でいただくことになりました。そのご縁で砂利や重機のレンタル料などの実費は払いましたが、ほとんどボランティアで整地していただきました。感謝です!基礎のコンクリ打ちはユーチューブの動画を先生にして自分でやりました。
 
 棟上げだけは
娘の夫と友達にお手伝いただきましたが、後はすべて自分一人、腕一本でコツコツと孤独の日々を送りました。

   
   

自然の風合いの庭園に

このミニログハウスを建てたのは、建物もさることながら自然の風合いの庭園を造りたかったからです。重たい大きな石を動かすのは大変でしたが、火事場のバカ力で運んでしまいました。そのため、右中指と左親指は腱鞘炎で自由に動かすことができず、毎日リハビリに励んでいます。

庭の中心になる「五葉松」と五つの株をもつ「山桜」は園芸店で購入しましたが、それ以外の「赤松」や「つつじ」や「紅白のモミジ」等は近くの山で調達、二十年後の完成をイメージしました。ログハウスを建てた時に残った板で、瞑想兼、ヨガ実習用に木製のデッキを造りました。

   
   

ドームハウスを建てる

次に自転車小屋と薪を収める倉庫、トイレを造り、そして最後に作業小屋として「ドームハウス」を建てることができました。ドームハウスは天井が高く、美の基準である黄金比でできておりとても居心地がいい理想の空間です。

ドームのフレームを繋ぐジョイントをネットで二万円で購入、フレームは軽くてしなやかで頑丈な竹を使用、壁面は中に空気層があるポリカ、側面は竹を割って貼り付けました。初めてのことであり失敗だらけでしたが、どうにか造ることができ感動です!

   
   


 建て終わって感じること

 一人で建てることは、非常に大変であることが身に染みてわかりました。本来は今回ドームハウスを建てたところに倍の大きさのログハウスをもう一棟建てる予定で設計図も出来上がっているのですが、これ以上体に負担をかけることは無理であることが結論です。しかし、全くの素人がここまでできたことは本当に大きな自信になりました。

そして、自然の中で生活することがいかに大切であるかを実感しました。人間は自然から生まれ自然に帰ってゆきます。都会の生活は便利で魅力的ですが、人間にとって一番大切な何かが欠如していることを認識しなくてはいけません。

自然を感じて生きること。そこに忘れていた本来の自分を見い出すことができます。

セルフビルドでミニログハウスを建てた経験は、私を更に自然へいざなうことになりそうです。これからも自然を愛し自然と共に心豊かに生きてゆきたいと更に意を強くしています。

 世界人類が平和でありますように


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