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第2章 絵とは神と一体になる祈り ― 私の絵画論 (自然と共に自然を超えよ) ― (ザッキ氏作) ジャン・マリ・ザッキ氏との出会い 私は二十七才の時に、家族の紹介で、新潟に住む「またいとこ」(いとこの子供同士)である現在の家内と結婚します。中学生の時に広島の田舎へ遊びに来て手紙をやり取りしたこともあり、記念すべき第一回目のデートは上野の美術館巡りで、その清楚な雰囲気が気に入り、何と二回目のデートでプロポーズし、会って半年経たない内に結婚しました。 そして、すぐに娘を授かることができ、女の子は本当に可愛くめんどうをみるのが楽しくて、その頃は絵を描くのを忘れていました。それから三十代の後半、娘が小学生になり手がかからなくなると絵画制作を再開しました。全国規模の公募展にも積極的に応募し、ある団体の奨励賞を受賞し「会友」にも推挙されました。 そんな時、公募展に出品した私の作品を、JIAS国際美術家協会の会長さんが目にとめられ、会員に推挙してくださいました。この団体はフランスの美術サロン((絵画の団体)とつながりが深く、この会長さんはフランスの各サロンの会長さんと親友関係にありました。その当時、ルサロンの名誉会長であった「ジャン・マリ・ザッキ氏」を日本に招いて絵画研修会を開いており、私は三年間その研修会に参加しました。それが、ジャン・マリ・ザッキ氏との出会いです。 絵画の基礎を学ぶ 私にとって本当に有意義な研修でした。絵画における「黄金比」は絶対の条件であり、マチエール」(絵肌)の大切さも学ぶことができました。 ザッキ氏はとても日本びいきで優しく日本人と見まごうような方で、ザッキ氏の絵のサインが印章のようであることからも伺うことができます。 実際にザッキ氏が絵を制作するところを見させていただきましたが、小柄な体にも係わらずほとばしるそのエネルギーは半端ではなく、勢いのある線には迷いがなく、まさに本物と言える人です。 ザッキ氏の小さい絵を購入し、お返しにサイン入りのペン画のデッサンをいただきました。また「弟子」としてプロフィールに入れることを許可していただきました。 人間の出会いは様々ですが、私にとってザッキ氏との出会いは、一時期行き詰っていた絵画制作に大きな風穴を開けていただいたことは確かです。 今でも、黄金比とマチエールの変化を意識して、画面に変化と統一がもたらせるように心しています。これは一生かけて追及することです。 |
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